M&Aの持つイメージ

最近は毎日の様に新聞にM&Aのニュースが載っています。
M&Aとは、<Mergers and Acquisitions>の略で直訳すると「企業の合併と買収」の事を言います。
 
新聞に載っているM&Aは国際的で、規模も大きなM&Aのニュースばかりです。例えばアメリカの三大自動車メーカーの1つであるクライスラーと、世界的に有名なドイツのダイムラー・ベンツとの合併のニュースや、米国で最大の金融機関となるシティコープとトラベラーズ・グループの合併に関するニュース等がその代表的なものです。
 
それらのニュースのように、M&Aは「国際的な企業が長期的な戦略もとに行う大規模なもの」というイメージを持たれているかも知れません。
 
又、以前、流行った映画で「プリティウーマン」というのがありました。マイ・フェア・レディやシンデレラ姫を現代版にしたストーリーでしたが、主人公のリチャード・ギアが演じていたのがM&Aのバイヤーです。これをご覧になって、多額のお金が動く華麗な世界を想像された方もおられると思います。
 
あるいは、昔から日本にある「乗っ取り」のイメージをそのまま持ち続けている方も多勢いらっしゃるのではないでしょうか。
 
しかし、現実の世界はもっと進んでいて「売り手企業」も「買いて企業」も大きなメリットがある中小中堅企業のM&Aが日常的に行われています。最近では、商工会議所等の公的機関にも相談窓口や市場が開設され、より安全で身近なものになりました。
 
このシリーズでは皆様方が企業戦略として、又オーナーのハッピーリタイアの手段としてM&Aを考えられる時のメリットとデメリット、成功するための必要条件等を紹介させていただきたいと思います。