退職金規程の変更について

Q.現在ある退職金規程を見直し、新たな算式(率)で退職金を計算しようと考えていますが、規程の変更にはどのような手続きが必要でしょうか?


A.退職金規程を変更する際、社員にとって有利な変更の場合は、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合はその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合は労働者の過半数を代表する者の意見を聞くだけで事足ります。しかし、規程を変更することで一部または全ての労働者が不利益を被る場合、変更に特に強い合理的な理由がない場合には、原則的に、変更により不利益を被る全ての労働者から同意を得る必要があります。
そして規程が変更された際に、現在在籍している社員の退職金額を算定する場合は、規程を変更する時点までの期間は旧退職金規程により計算し、その後は新退職金規程で計算するようにします。その際、退職金を変更時点で支払う必要は無く退職時に支払います。