物納するにはどうすればいいの?


Q.平成18年に物納の税制改正があったそうですが、どう改正されたのでしょうか。


A.「物納」は、延納でも相続税を払うことができない場合に、金銭ではなく不動産な
  どの特定の相続財産で納付する方法です。
  物納が認められるには下記の表の条件を満たす必要があります。

  平成18年の税制改正では、物納対象外の財産を明記し、物納の許可基準が明
  確化されました。さらに円滑・迅速な手続きの規定も加わりました。

  また、物納不適格財産が明確にされ、却下される基準がはっきりしました。
  物納劣後財産も定められ、これらはその物納適格財産があるときは却下される
  ことになりました。

  なお、物納申請後に延納が可能になった場合は、一定の条件を満たせば延納に
  変更することはできますが、逆に延納申請後に延納を物納へ変更することは資
  力の状況の変化等がない限りできません。

  以上をマトメますと、下図の通りとなります。

<物納が認められるための条件>
● 延納でも金銭で納められない理由がある

● 金銭で納付することが困難である金額である

● 物納できる相続財産がある

● 期限内までに物納申請書を提出する


<物納ができない、しにくい財産>
● 物納不適格財産
    ● 抵当権が設定されている不動産
    ● 境界が不明確な土地        等

● 物納劣後財産
    ● 市街化調整区域内の土地
    ● 接道条件を充足していない土地  等