投資ガイダンス
12.インフレリスク
                                                     

資産運用を考えるうえで避けることのできないインフレリスクについて触れることにしましょう。
インフレとはモノの値段が上昇することをいいます。現在のように低成長の経済下ではインフレの影響は見落とされがちですが、消費者物価指数を見ると、30年前に比べるとおよそ3倍になっています。

つまり100円で買えたものが30年後の今は300円出さなければ買えないことになります。

このようにお金の実質的な価値(購買力)が減少することにより、金融資産の価値が減少することをインフレリスクといいます

インフレリスクは投資商品だけでなく、貯蓄商品にも共通するリスクです
例えば、通常貯金などの短期金融商品で30年間運用した場合の資産の伸びは約2倍であり、消費者物価指数の伸びを下回っています。(下図参照)。

インフレリスクへの対応が不十分であったことになります。年金などの長期にわたる資産運用ではインフレリスクを意識し、むやみにリスクを恐れずに、株式などの収益性の高い商品もバランスよく組み合わせて、インフレ率を上回るような運用を心がけることが重要となってきます