投資ガイダンス
3.金融商品ガイド
商品名 特徴 考えられるリスク
定期預金

預金は銀行などの金融機関にお金を預けて利息を受け取るものです。期待できる収益が利息だけであり、高い収益は望めませんが代表的な元本確保型の商品として安全性が高いのが特徴です。自由に預け入れ、引き出しが出来る『普通預金』に対して、『定期預金』では一定期間は原則として引き出しができない代わりに、普通預金と比べて利息が高めに設定されており、貯蓄性を併せ持つ商品といえます。

行預金は『預金保険機構』の保護対象になります。金融機関が破綻した場合、1,000万円までの元本とその利息は全額保護されますが、それを超える部分については全額返済されない可能性があります。(但し、無利息、要求払い、決済サービス提供の3条件を満たす決済用預金は全額保護されます)。なお、一般分と確定拠出年金分とを合わせて1,000万円までとなります。
金銭信託
貸付信託

信託銀行が取り扱う代表的な金融商品です。信託銀行は企業への貸付、有価証券の運用などで得た収益を受益者(預けた人)に分配します。実績配当商品ですが、実際には予定配当率があらかじめ示され、この通りの収益配当金が支払われています。変動金利商品のため、金利上昇局面では有利になります。

元本補填契約が付いた金銭信託・貸付信託は『預金保険機構』の保護対象になります。金融機関が破綻した場合、1,000万円までの元本とその利息は全額保護されますが、それを超える部分については全額返済されない可能性があります。
保険
(利率保証型)

保険会社が提供する金融商品で、5年や10年など一定期間にわたって一定利率を保証し、満期時に元利がまとめて支払われます。利率は保険料払込時点の市場金利等を勘案し決定されます。長期の固定金利商品のため、金利が低下する局面では有利です。※GIC(Guaranteed Interest Contracts)型保険と呼ぶこともあります。

あらかじめ利率が決められ、長期にわたって保証されることから、安全性が高い金融商品ですが、中途解約時には元本を下回る可能性があります。また、『保険契約者保護機構』の保護対象になりますが、保険会社の経営が破綻した場合、積立金が全額返済されない可能性もあります。
債権
(国債・社債)

『債券』は国や企業がお金を借りるために発行する借用証書のようなものです。保有者に対しては一定期間ごとに利息が支払われ、満期まで保有すれば発行している国や企業などが破綻しない限り、元本が返済されます。国の発行する債券を『国債』と呼び、企業の発行する債券を『社債』と呼びます。一般的に信用力の高い債券(国債や優良企業が発行する社債)は利息は低く、信用力の低い企業が発行する債券ほど利息が高くなります。

国や企業など発行者が万が一破綻した場合、利息が支払われなかったり元本が返済されないケースが生じます。このように発行者が破綻する可能性を『信用リスク』といいます。また、債券には『金利リスク』があり、一般に金利が上昇すると債券価格は値下がりします。金利上昇時に債券を購入すると不利になる場合があります。
外貨預金 『外貨預金』は代表的な外貨建ての金融商品の一つで、手持ちの円を米ドルやユーロ、オーストラリアドルなどの外国通貨に換えて銀行に預金するものです。外貨預金ではそれぞれの通貨を発行している国の金利が適用されます。

外貨預金は為替レートの変動により、円貨に換金する際の受取り金額が変動する『為替リスク』があります。外貨ベースで表示される金利がそのまま収益とはならず、為替が大幅な円高になると元本割れが生じる可能性(リスク)もあります。また、外貨預金は『預金保険機構』の保護対策とはなりません。

公社債
投資信託

投資信託は複数の投資家から集めた資金を専門家(ファンドマネージャー)が株式や債券などに分散投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。投資対象として債券に限定し、株式を組み入れない投資信託を『公社債投資信託』といいます。公社債投資信託には、組み入れる債券の信用力(格付け)や満期までの期間の長さなどにより多くの種類があり、収益性やリスクの程度も異なります。

公社債投資信託は株式を組み入れないため、リスクが低く限定されますが、組み入れる債券の価格変動や発行体の信用状態により元本割れが生じる可能性(リスク)があります。
株式
投資信託

投資対象として株式を組み入れる投資信託を『株式投資信託』といいます。株式投資信託には、組み入れる株式の種類や銘柄の選び方、また、株式を組み入れる割合などにより多くの種類があり、収益性やリスクの程度も異なります。

株式投資信託は複数の銘柄に分散投資することによりリスクが低減されていますが、組み入れる株式の価格変動や発行体の信用状態により元本割れの可能性(リスク)があります。
株式

『株式』は企業が資金調達のために発行する証券のことで、株式を購入した人はその企業の『株主』(出資者)となり、企業の経営に参加する権利や企業の利益から配当を受ける権利を取得できます。したがって、株式に投資することにより、その企業がより多くの利益を上げれば、配当が増加し、株式の値上がりによる利益(キャピタルゲイン)を得ることができます。

株式には高い収益性が期待できる反面、株式価格の変動により、大幅な元本割れが生じる可能性(リスク)があります。株価はその企業の業績や人気度のほか、景気の動き、株式市場全体の需給関係など様々な要因により変動します。